そろそろ、クレジットカード決済を導入しようとお考えのビジネスオーナー様や、現在もう既にカード決済を導入しているが、他社との比較をしてみたい!と思われている方々に向け、今回は楽天ペイとSquare(スクエア)の徹底比較をさせていただきます。
約5年前、実際に私が経営するサロンにカード決済を導入するにあたって、あらゆる角度から比較・検討を繰り返しました。その私のリサーチの結果を、赤裸々にご紹介させていただきます。
カード決済の導入にあたって【失敗しない!】決済サービスの選び方を、あらゆる比較・検討を基にご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください!
楽天ペイとは?
まずは楽天ペイについて簡単にご紹介します。楽天ペイとは楽天が運営するカード決済サービスです。クレジットカードだけでなく、交通系電子マネー、Apple Payなど、多彩な決済ができるというのが最大の特徴です。
▼公式サイト▼
Square(スクエア)とは?
Square(スクエア)は、Twitterの創業者が立ち上げたカード決済サービスです。対面での販売だけではなく、ネットショップや請求書などメールを用いてオンライン決済ができるインボイス機能など、さまざまなニーズに応えて日々進化していっています。
▼公式サイト▼
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では、これらの楽天ペイとSquareについて、もっと詳しく各項目ごとに徹底比較していきます!
入金サイクル&振込手数料は?
▼楽天ペイ▼
指定した口座が楽天銀行であれば、翌日に自動入金されます。しかし、その他の銀行の場合は、管理画面より入金依頼を行わなければ振込みしてもらえません。
また、入金される度に振込手数料として210円が毎回かかってしまいますので、楽天銀行に口座を持っていない場合は注意が必要です。
▼スクエア▼
三井住友銀行・みずほ銀行であれば翌日に自動入金されます。その他の銀行であれば、週に1回(毎週金曜日)のペースで月4回入金してもらえます。
スクエアの場合は、どの銀行口座を入金先として指定しても、自動で振込んでもらえ、振込手数料も一切かからず無料です。
▼比較・結果▼
スクエア > 楽天ペイ
楽天銀行の口座をわざわざ新規で開設しなくても、今お持ちの銀行口座を振込先として指定できるという点で、Squareに軍配が上がります。また、振込み手数料が一切かからない!というのもメリットとなります。
対応カード&手数料は?
▼楽天ペイ▼
VISA・アメックス・Masterカードなら3.24%。JCB・ダイナーズクラブ・ディスカバーなら3.74%の手数料となります。
これらの6つの対応クレジットカード決済に加え、楽天ペイはICOCA・Suicaなどの交通系電子マネー(手数料:3.24%)や、楽天Edy・Appleペイ・iDなどの電子マネー(手数料:3.74%)など、多彩な決済が取り扱えます。
▼スクエア▼
VISA・アメックス・Master・ダイナーズクラブ・ディスカバーなら3.25%。JCBのみ3.95%の手数料となります。
この記事を書いている現在、スクエアでは電子マネー系の決済はできませんが、メールで請求書を送信し、オンラインでクレジットカード決済ができるインボイス機能(手数料:3.25%~)が使えます。
▼比較・結果▼
楽天ペイ > スクエア
手数料では、ほんの少しですが楽天ペイに軍配が上がります。またクレジットカード決済以外にも電子マネー等が扱えるという点でも楽天ペイの方が現在では優勢です。
しかし、ビジネスによっては店舗における対面販売だけではなく、ホームページ上でもネット販売されているような美容院(シャンプーやワックス)、整体院(骨盤ベルトやテーピング)、エステサロン(美容クリームや化粧品)などのオーナー様にとっては、オンライン決済ができるスクエアは重宝するかと思います。
カードリーダーの費用は?
▼楽天ペイ▼
カードリーダーを18,800円で購入します。そのカードリーダーをお持ちのスマホやタブレットにBluetoothで接続し、決済を行います。通常なら18,800円の費用がかかるカードリーダーですが、条件を満たせばキャッシュバックされ、実質0円で入手できるキャンペーンもされています。
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▼スクエア▼
カードリーダーを4,980円で購入します。そのカードリーダーをお持ちのスマホやタブレットとをBluetoothで繋いで、カード決済を行います。
▼比較・結果▼
楽天ペイ > スクエア
Square、楽天ペイ、どちらもカードリーダーと呼ばれる端末機を購入しなければ決済することはできません。
しかし、条件を満たせばカードリーダー代金を全額キャッシュバックされるキャンペーンが楽天ペイでは開催されています(この記事を書いている現在の情報です)。
レシート・明細は?
▼楽天ペイ▼
レシート(ご利用明細)はメールにて送信する形となります。紙に印刷するには別途に専用プリンターを購入する必要があります。
▼スクエア▼
スクエアも楽天ペイと同様に、メールにてレシート(ご利用明細)を送信します。紙に印刷するには、専用プリンターを別途に購入する必要があります。
【※追記】
2021年にスクエアでは新たな決済端末機『スクエア ターミナル』が発売されました。この決済端末機ではレシートプリンターも内蔵されており、スマホやタブレット不要、カードリーダーも不要のオールインワンの決済端末機となりました。
▼比較・結果▼
楽天ペイ < スクエア
スクエアで新発売された『スクエア ターミナル』を購入すればレシートプリンターを別途購入する必要はなくなりました。
回数券、チケット等の役務は?
▼楽天ペイ▼
楽天ペイでは、その都度払いのみ対応となっています。ですので回数券やチケット、コース料金などで発生する料金先払い(役務サービス)は取り扱うことができない規約となっています。
▼スクエア▼
スクエアはカード決済サービス会社の中では珍しく、回数券や月謝制などの役務サービスも決済可能となっています。
ですので、整体院、整骨・接骨院、マッサージ院、鍼灸院、エステサロン、ネイルサロン、学習塾、パソコン教室など、継続的に続くサービスに対して前払い(まとめ払い)して頂くことができるので、そのような回数券やチケット、コース料金、パック料金などを導入されているビジネスの方は、非常に助かると思います!
▼比較・結果▼
スクエア > 楽天ペイ
回数券やチケット、コース料金などをご提供されているビジネスオーナー様にとっては、これらの継続的なサービスによる役務に対してカード決済できる!という点でスクエは最大のメリットになるかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は決済サービス会社である、楽天ペイとスクエアについて徹底比較をしてみました。
今回の比較・結果では、スクエアが2勝1敗2引き分けとなり軍配があがりました。しかし、あなたのビジネスの形態や使用目的によっては楽天ペイの方が重宝するというオーナー様もおられるかと思います。
また、どちらかに絞る必要もなく、両方とも契約し、上手く2つの決済会社を使い分けて使用されている店舗さまも多数あります。
今回の記事がカード決済を導入、および見直しをされている方々にとって、お役に立てれば幸いです。
▼スクエアの公式サイト▼
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